おかげさまでダブル受賞!

電動バランサ ムーンリフタが東京都知事賞を、歪みゲージとこれを有する力変換器が考案功労賞をいただきました。

 

ロボテックでは、組立工場などで部品や原材料を移送する負担を軽減する電動バランサ ムーンリフタが東京都知事賞を受賞いたしました。

荷重センサで荷物の重さを測定し、釣り合うようにサーボモータで制御します。わずかな力の変化を感知して平衡状態を保つことで、思い通りの速度で作業が行え、人の手感覚による精密な位置決めや優しい移送が行えます。

 

ユニパルスでは、歪みゲージとレーザー照射を組み合わせることで歪みゲージの精度を高めたロードセル(荷重計)群が考案功労賞を受賞いたしました。

レーザーを使って歪みゲージの抵抗体を切断・除去するなど、抵抗値の調整を容易にしました。これらの最先端技術により高精度・高安定・高耐久性を兼ね備えたロードセルやトルク計の供給を実現できます。

 


日刊工業新聞 (3/5掲載) はこちら
電動バランサ ムーンリフタが東京都知事賞を、歪みゲージとこれを有する力変換器が考案功労賞をいただきました。

(画像をクリックするとPDFを開きます)


発明大賞 東京都知事賞

 

電動バランサシステム=ロボテック(技術本部制御ソフト課課長 主任技師・山本雄氏ほか1人)

 

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組立工場などで部品や原材料を移送する負担を軽減する電動バランサー。モーターの回転軸周りの運動を制御し平衡状態を保つことで、荷物の上下操作などを容易にした。フィードバック制御により平衡状態を保てる。荷物の移送だけでなく他の作業でも操作性が向上する。

移送工程の内容に合わせて四つの操作モードを装備した。これにより停電時などでも安全に動作する。外部機器と連携できる拡張性もある。

技術本部制御ソフト課課長 主任技師 山本雄よりひとこと

 

電動バランサー「ムーンリフター」について望外の賞をいただくことになってびっくりしています。

 

今回代表者として名前を載せている私は、ムーンリフタのモーター制御や操作、各種設定を担当しています。

 

ムーンリフターという製品は操作や制御について非常に多くのカスタマイズ項目を用意しています。それらはお客様からの「こんなことはできないか」「こういうときが不便なんだけど」といったお声を解決していくうちに増えていったものです。

あまり使われないレアな機能では、「ボタンひとつで一定区間を自動昇降しつづける機能」や「バランスボタンを押したところから一定の昇降幅でだけ動く機能」なんていうののもあります。そんな機能の積み重ねで愛される製品に育てていただたいた結果の受賞だと思っております。

 

ぜひお客様のお困りごとを弊社営業担当にお聞かせください。その場で最適な設定をご提案できます。それで足りないときは、ムーンリフターに新しい機能が追加されるときというわけです。


考案功労賞

歪みゲージとこれを有する力変換器=ユニパルス(技術本部ゲージ開発課課長・主任技師・長尾武奈氏ほか2人)

歪みゲージとレーザー照射を組み合わせることで歪みゲージの精度を高めたロードセル(荷重計)群。レーザーを使って歪みゲージの抵抗体を切断・除去するなど、抵抗値の調整を容易にした。

技術本部ゲージ開発課課長 主任技師 長尾武奈よりひとこと

 

ユニパルスのモットーは“狭い分野ながら常にナンバーワンを目指す”企業です。

自社開発・自社生産により高精度で安定性の高い製品をつくることで、多くのお客様から評価されています。

そうした中で、ロードセルに使用する歪みゲージにおいても、独自のノウハウを培い内製を行ってきました。

 

歪みゲージはロードセルの性能に密接に関わる部分なので、毎回設計においては精度や耐久性など様々な要素に気を配っています。

また、レーザー加工などの技術を積極的に取り入れて、歪みゲージ生産工程の自動化・機械化を進めることで、品質の向上を図っています。

こうした努力の積み重ねが今回の受賞につながったと感じており、大変嬉しく思います。

 

ユニパルスが作るロードセルの種類が豊富になるのに伴って、歪みゲージ開発も製品の形状や特性に合わせて都度検討を繰り返して前進してきました。

今回の受賞を励みとして、さらに新しいアイデアや製品作りに邁進していきたいです。

 


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