電動バランサ「ムーンリフタ」は、吊ったワークの重量がゼロになるようバランスし、軽い力で扱うことができる吊下げ型のパワーアシスト装置です。
ムーンリフタは豊富な安全機能を備えており、どなたでも安心してご利用いただけます。
今回は、ムーンリフタの安全機能を動画で分かりやすくご紹介します。
■ 停電時
ブレーキによってワークの落下を防止します。
工場内の電気がストップしても安全です。
■ オーバーロード
内蔵のセンサで力を常に監視しています。規定荷重以上の力は発生しません。
他の設備や人に大きな力を与えることがなく、安全です。
■ 跳ね上がり
フックが不意に外れても跳ね上がりません。
万が一の時でも、ピタっと止まり安全です。
■ 落下
フックが急に引っ張られるとロックされます。
ワークの落下を防ぎ、安全です。
■ 非常停止
非常停止ユニット
外部通信機能(シリアル通信)
I/Oや通信によって非常停止を行うことができます。
また、非常停止ユニットおよびボタン(別売品)もご利用いただけます。
また、ムーンリフタ本体のCPUがフリーズした際には、内部回路にチェーンをロックする機能も搭載されています。回路への電源の供給が止まった際には、電磁ブレーキが作動するようになっています。
さらに、ムーンリフタのエラー状態や荷重、位置等をリアルタイムで通信、もしくは上下限によるI/O出力ができるため、リスクアセスメントに活かすことができます。
■ 本体の強度
各構造部は定格荷重の8倍以上を確保しております。
またムーンリフタの定格荷重以上のワークを吊った際は、重さに応じた速度制限がかかるか、チェーンがロックされます。
■ 慣性キャンセラ
慣性キャンセラというムーンリフタの独自の機能があります。
勢いがついたワークであっても、逆方向に力が加わればすぐに停止します。
そのため、上下方向に関しては人がぶつかっても過負荷を発生させません。
ムーンリフタは動作中、常に荷重を認識しています。
荷重の変化に応じてチェーンをロックするので、人や物に対して過度な負荷を与えません。
ムーンリフタの独自の機能 ”慣性キャンセラ” でチェーンの勢いを相殺することができるので「手や足を挟む」「ワークを床に落とす」などのリスクを軽減します。
また、ムーンリフタに使用している各パーツは定格荷重の8倍以上を確保した堅牢な設計です。
どなたでも簡単かつ安全にご利用いただけるアシスト装置「電動バランサ ムーンリフタ」を是非ご検討ください。