圧入やカシメの良否判定は、プレス機にロードセルをつけて行います。

ここでは、組立用途で使用されるプレス機とロードセルについてご説明します。

 

 

プレス機の構成

圧入という組立方法

 

2つのパーツを組み付ける方法はいくつかあります。

その中でも圧入は、大量かつ効率よく組み付けることができる方法のひとつです。

穴より太い部品を力で押し込むことで、簡単に組み付けが可能です。

 

なぜプレス機にロードセルが必要?

 

圧入で組み付けられた部品が簡単に抜けないかは、実際に部品を引っ張って確認します。

全数チェックすることは現実的ではありません。

そのため、圧入工程でのピーク値(圧入荷重)を測定する方法が一般的です。

 

圧入荷重を自動で捉える変曲点ホールド

 

ユニパルスの指示計には変曲点ホールドという判定機能があります。圧入荷重を自動で捉え判定することができます。

変曲点とは荷重が最も変化している点で、圧入工程での胴突き直前の荷重です。

この点を比較することで、良品より「緩く入ってしまった」もしくは「きつく入ってしまった」のかを正しく判別できます。

 

近年の圧入管理

 

ワークの多様化や異なる材料の組立てなどから、単純に変曲点をみるだけではなく、その過程もチェックする必要があります。
加えてユニパルスの指示計は、圧入途中の荷重変化に対しても判定が行えます。

圧入前のワークの状態を確認することで事故が起きる前に本圧入を止めることができます。

 

そもそもロードセルって何?

 

力をはかることができるセンサの一つです。

「ロードセルなんて聞いたことがない」あるいは「詳しくは知らない」という方向けにまとめた冊子が下のボタンよりダウンロードできます。

知っているようで知らないロードセルPDF をダウンロード

 

ユニパルスではプレス機の荷重測定に特化したロードセル、インジケータ(指示計)、サーボプレスコントローラをご用意しております。

その中でも弊社ではサーボプレスコントローラ「PFA」をお勧めしています。

 

サーボプレスコントローラ「PFA」

PFAはモータの制御とワークの良否判定を同時に行える万能型コントローラです。

ロードセルと組み合わせることで秒5,000回の高速フィードバック制御による精密な押し付け制御や、オーバーシュートのないプレスコントロールが可能です。


プレスの押し付け制御と荷重測定

位置制御

サーボプレスコントローラ「PFA」製品ページへ

「第7回 ロボデックス ロボット[開発]・[活用]展」出展のお知らせ

 

・開催日時

 2023年1月25日(水)~27日(金)  10:00~17:00

 

・出展情報

 

 

・電動バランサ ムーンリフタ

・テーブルリフタ

・電動トルクアクチュエータ ユニサーボ

・回転トルクメータ UTMIII

・ロードセル各種

・サーボプレスコントローラ「PFA」

 

今回、ご紹介したPFAのデモンストレーション(プレス制御+荷重測定)もご覧いただけますので、この機会にぜひユニパルスブースにお立ちよりください!

 

公式サイト

https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about/robo.html

 

事前来場登録はこちら

https://www.fiweek.jp/hub/ja-jp/home/from-choice.html


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