UTMシリーズは小型・軽量、非直線性0.03%FS、最高回転数40,000rpm、許容過負荷500%を実現した回転トルクメータの決定版です。

累計出荷台数3.5万台突破！多くの現場でモータ性能評価や回転部品の出荷検査にご活用いただいております。

特に「UTMⅢ」は、ラジアル・スラスト荷重や遠心力がトルクの実効精度に与える影響を大幅に軽減。高速回転時でも極めて安定した測定ができるだけでなく、低速回転時の微細なコギングトルクまで正確に捉えます。

これにより、モータの性能評価や回転部品の出荷検査などの測定精度が格段に向上！ 低速から高速まで、幅広いアプリケーションで抜群の信頼性を発揮します。

今回は、「UTMⅢ」と「UTMⅡ」の精度比較が一目でわかる動画をご用意しました。

■ なぜトルクメータにトルク以外の力がかかってしまうのか？

トルク計測では軸の連結の際などに、下図のような調芯誤差がどうしても発生します。

この誤差によるラジアル荷重やスラスト荷重を吸収するデバイスがカップリングですが、カップリングだけで完全に吸収できるわけではなく、トルク計測に影響を与えてしまいます。