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製品概要

新バージョンが登場!
新バージョンでは戻りの波形チェック、15点までホールド設定ができるようになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。


圧入・カシメ時の合否判定に最適!
Super Cellの性能をフルに引き出す5 kHzの高速応答!
波形表示で力の変化が一目瞭然!

FS2000は、ロードセルと組み合わせ、荷重・トルクなどの物理量を波形表示することができるデジタルインジケータです。数値だけではとらえにくい物理量の変化を波形表示によって視覚的にとらえることができます。25000回/秒の高速処理により、細やかな値の変化にも対応でき、上下限比較機能(波形比較含む)をはじめ多彩なホールド機能や判定機能を装備しており、生産管理用制御システムや自動機器または試験機といった幅広い用途に利用することができます。

2入力での合否判定!!

ロードセルと変位センサの2入力による2次元での合否判定が行えます。

波形表示による比較判定&ホールド機能

■波形比較判定
設定波形と測定波形を常時比較。
1箇所でも設定波形を超えると不良判定となります。

■多点比較判定
圧入開始直後や胴突き手前など、1工程で最大5ポイントの良否判定が可能です。
(範囲は自由に設定)

システム構成例

ユーザーインターフェイスが大幅向上

4.3インチワイド液晶採用により視認性UP。多彩なメイン画面が選択できます。
不要な情報を取り除き使いやすいメニューを実現しました。

トレンド表示による予防保全

ゼロ点のズレ、ホールド値の変化などをトレンド管理することにより、異常をいち早く察知し、故障を未然に防ぐことができます。

変更された設定箇所が一目瞭然

マスタ設定値と現在の設定値を一覧で表示。設備導入時のマスタ設定と変わった箇所が一目で分かります。
一覧画面から煩わしい画面遷移を意識することなく簡単に複数台へ設定できます。
※波形比較設定は除く

後からでも波形が見られて安心

測定データや設定値はSDカードにログ(記録)をとることができます。データはCSV形式に簡単に変換でき、Microsoft Excelなどで容易に編集することができます。

新バージョンをわかりやすく解説

新バージョン1 FS2000-HYS ヒステリシス仕様
標準:行きの波形が見られる → ヒステリシス仕様:行きと戻りの波形が見られる
標準:行きの波形が見られる → 新バージョン:行きと戻りの波形が見られる
<比較方法が選べます!>

●差分波形比較
行きと戻りの差分で良否判定

こんな用途におすすめ
・バネの伸び縮み
・ハンドルの右回り、左回り など
差分波形比較

●標準波形比較
行きと戻り、それぞれを良否判定

こんな用途におすすめ
・扉の開閉に使われるトルクヒンジ
・タイヤの衝撃を吸収するショックアブソーバ など
標準波形比較
新バージョン2 FS2000-MHP マルチホールドポイント仕様
標準:5点まで良否判定 → マルチホールドポイント仕様:15点まで良否判定

標準波形比較

FS2000を特集した過去のメールマガジンはこちら


仕様

センサ入力部(標準)
荷重用センサ入力(ストレンゲージ)(6線式)
印加電圧 DC 2.5, 5, 10 V±10%(設定による切換可)
出力電流:30 mA 以下
信号入力範囲 -2.0 ~ +2.0 mV/V
精度 非直線性:0.02% FS ±1 digit 以下(2.0 mV/V入力時)
ゼロドリフト:0.1 μV/℃ RTI 以下
ゲインドリフト:15 ppm/℃ 以下
ローパスフィルタ 10 Hz ~ 10 kHzより選択(-6 dB/oct.)
(A/D変換速度25000回/秒のとき)
2 Hz ~ 2 kHzより選択(-6 dB/oct.)
(A/D変換速度5000回/秒のとき)
A/D変換器 速度:25000回/秒、5000回/秒より選択
分解能:24 bit(バイナリ)有効分解能 2.0 mV/Vに対して約 1/20000
変位用センサ入力(パルス入力:ラインドライバ)
最大入力周波数 1 MHz
内部カウント範囲 約 1,000,000
適合センサ 出力:インクリメンタル方式2相出力(A、B相信号出力)
ただし単相出力にも対応可
(A相入力を使用。パルスは全てプラス方向としてカウント)
出力段回路仕様:ラインドライバ(RS-422準拠)

センサ入力部 マルチセンサ入力(オプション:MLT or MLT2)
荷重用センサ入力(ストレンゲージ)(6線式)…標準と同じ
変位用センサ入力(パルス入力:オープンコレクタ)
…出力段回路以外の仕様は標準と同じ[MLT]
出力段回路仕様 オープンコレクタ
変位用センサ入力(パルス入力:ラインドライバ)…標準と同じ[MLT2]
電圧入力…[MLT1][MLT2]
信号入力範囲 -10 ~ +10 V
絶対最大定格 ±15 V
入力抵抗 約 1 MΩ 以上
精度 非直線性:0.02% FS ±1 digit 以下(10 V入力時)
ゼロドリフト:0.2 mV/℃ RTI 以下
ゲインドリフト:0.01%/℃ 以下
ローパスフィルタ 10 Hz ~ 10 kHzより選択(-6 dB/oct.)
(A/D変換速度25000回/秒のとき)
2 Hz ~ 2 kHzより選択(-6 dB/oct.)
(A/D変換速度5000回/秒のとき)
A/D変換器 速度:25000回/秒、5000回/秒より選択
分解能:24 bit(バイナリ)有効分解能 10 Vに対して約 1/20000

アナログモニタ出力 出力レベル:入力1.0 mV/V当り約 2 V
負荷抵抗:2 kΩ 以上

ヒステリシス仕様 行き/戻りを1波形で測定し多点比較及び波形比較が可能(行き/戻りの差分比較を選択可)
描画点数:行き1000点、戻り1000点
マルチホールドポイント仕様 マルチホールド15点
サンプリング速度:5000 Hz
表示部
表示器 4.3インチTFTカラーLCD
表示エリア :95.0(W)×53.9(H)mm
ドット構成 :480×272 dot
表示回数 3回/秒固定
比較判定機能
多点比較
モード16 ch
(設定保存可能)
任意のホールドを5点まで同時に比較判定
サンプル、ピーク、ボトム、P-P、極大、極小、
変曲点(A、B、C、D)、平均値、終点変位
波形比較
モード16 ch
(設定保存可能)
上下限の設定波形と実際の測定波形を比較。測定波形全体が上下限比較対象となり、
一箇所でも設定波形を超えるとNGとなる
予防保全サポート
トレンド表示 測定値の変化をトレンド管理することにより、異常をいち早く察知できる
統計 最新10000回分の計測結果を統計
計測数、OK数、NG数、OK比率を表示
画面キャプチャ 表示画面をbmpデータでキャプチャ可能
任意ワークネーム ワーク番号に紐付いて作業工程を任意に表示可能
設定値一覧表示 マスタ設定に対して変更されている設定の色を変更して表示可能
ユーザー管理 ログインIDとパスワードでユーザー管理が可能
外部信号
出力信号
16点
ホールド判定(荷重、変位)/荷重オーバーロード/測定完了/波形比較判定/荷重・変位正常/CPU正常動作/
SDメモリカード正常/タイミング出力1,2
出力形式:シンクタイプ/ソースタイプ選択可
(ソースタイプはオプション[ISC])
信号ONのとき、出力トランジスタONとする
PLCなどの入力ユニットを接続する場合、シンクタイプはプラスコモン、ソースタイプはマイナスコモンを接続する
定格電圧:30 V
定格電流:30 mA
入力信号
16点
荷重デジタルゼロ/変位位置調整/測定開始/測定終了/
HOLD1~5/リセット/バックライト強制点灯/
タッチパネル操作禁止/ワーク切換
入力形式:プラスコモン/マイナスコモン選択可
(マイナスコモンはオプション[ISC])
トランジスタを接続する場合、プラスコモンはNPN出力タイプ(シンクタイプ)、マイナスコモンはPNP出力タイプ(ソースタイプ)を接続する
インターフェイス
USB USBインターフェイス
ODN DeviceNetインターフェイス
CCL CC-Linkインターフェイス
EIP EtherNet/IPインターフェイス
ETN Ethernetインターフェイス
PRT PROFINET IOインターフェイス
オプション
ISC I/O SOURCE ボード
MLT マルチセンサ入力
MLT2 マルチセンサ入力2
特殊仕様
FS2000-HYS 戻り波形を記録、判定する特殊仕様(ヒステリシス仕様)
FS2000-MHP 15点までホールド可能にする特殊仕様(マルチホールド仕様)
一般性能
電源電圧 DC 24 V(±15%)
消費電力 6 W typ.
使用条件 使用温度範囲 -10 ~ +40℃/保存温度範囲 -20 ~ +60℃
湿度 85% RH 以下(結露不可)
外形寸法 132(W)×98(H)×110(D) mm(突起部含まず)
重量 約 1.0 kg
CEマーキング適合 EMC指令 EN61326-1

付属品
I/Oコネクタ(カバー付) 1
アナログコネクタ 1
作業用レバー 1
SDカード 1GByte 1
取扱説明書 1
DeviceNet用コネクタ(DeviceNetオプション搭載時) 1
CC-Link用コネクタ(CC-Linkオプション搭載時) 1

オプション

製品名
ISC I/O SOURCEボード
MLT マルチセンサ入力※1
MLT2 マルチセンサ入力2※1
ODN DeviceNetインターフェイス※2
CCL CC-Linkインターフェイス※2
EIP EtherNet/IPインターフェイス※2
ETN Ethernetインターフェイス※2
PRT PROFINET IOインターフェイス※2
※1・※2 それぞれ1機能のみ搭載可

別売品

製品名
CN36 I/Oコネクタ(カバー付)
CN71 CC-Link用コネクタ
CN72 CC-Link用2列コネクタ
CN77 アナログコネクタ
CND01 DeviceNet用コネクタ
SD1G SDカード 1 GByte
SD2G SDカード 2 GByte
SD16G SDカード 16 GByte
SD32G SDカード 32 GByte
CA81-USB USBケーブル(A-miniBタイプ) 1.8 m
TSU03 雷サージユニット



LED、蛍光表示管、液晶ディスプレイなどの表示機器は、製造の工程やロットによって微妙な色調のバラツキが生じる恐れがあります。予めご了承をお願いいたします。


ダウンロード

製品カタログ
(PDF)
FS2000カタログ(917 KB)
取扱説明書(PDF)
FS2000マニュアル(2 MB)
FS2000 CC-Linkマニュアル(2 MB)
FS2000 DeviceNetマニュアル(2 MB)
FS2000 EtherNet/IPマニュアル(2 MB)
FS2000 Ethernetマニュアル(2 MB)
FS2000 PROFINETマニュアル(5 MB)
FS2000 (MLT) マニュアル(2 MB)
FS2000 (MLT) CC-Linkマニュアル(2 MB)
FS2000 (MLT) DeviceNetマニュアル(2 MB)
FS2000 (MLT) EtherNet/IPマニュアル(2 MB)
FS2000(ヒステリシス仕様)補足マニュアル(2 MB)
FS2000(マルチホールドポイント仕様)補足マニュアル(2 MB)
2D外観図
DXF
(ZIP)
FS2000 2D外観図_DXF(156 KB)
PDF
FS2000 2D外観図_PDF(73 KB)
3D外観図
STEP
(ZIP)
FS2000 3D外観図_STEP(2 MB)
サポートツール
FS2000 EDS DeviceNet(11 KB)
FS2000 標準/HYS用 EDS EtherNet/IP(11 KB)
FS2000 MHP用 EDS EtherNet/IP(7 KB)
0x0101_FS2000_100_ja(71 KB)
FS2000 標準/HYS用 XML PROFINET(3 KB)
FS2000 MHP用 XML PROFINET(3 KB)
ソフトウェア
FS2000用統合ツール
オプション:FS2000(MLT)用統合ツール
オプション:FS2000(ヒステリシス仕様)用統合ツール
オプション:FS2000(マルチホールドポイント仕様)用統合ツール

  • 取扱説明書、製品外観図、サポートツール、ソフトウェアについては、ユーザー登録のうえ、ダウンロードしてください。
  • PDF形式のファイル閲覧には、adobe社のAcrobat Readerをインストールする必要があります。



FS2000との組み合わせ推奨製品